全国平均を超えた‼︎~横小の快挙~
横川小学校の快挙
僕の住む町、霧島市横川町。
人口4500人に満たない小さな町。
その小さな町の小学校から素晴らしいニュースが届いた。
全国平均を超えた
それは、横川小学校の現6年生の学力が
全国学力・学習状況調査で
全国の平均を上回ったこと。
国語Bという、書く能力の活用を図る科目で
全国平均を大きく上回ったということだ。
書くことは創造すること
「書く」ということは、
自分の考えを文章にすること、
「思考を情報化する」ということだ。
これは、「見えないもの」を「見える」ようにすること
つまり
「無」から「有」を産出すという創造力につながることだ。
創造力こそ「人間」を「人間」たらしめる力
「文化」を作り「文明」を造り出した人類の進化の根源力だ。
未来を作るのは教育だ
「何を大げさなことを…」と、思われるかもしれないけれど
過疎化が止まらないこの町で
子どもたちが学力を向上させるということは
とても大きな意味を持っている。
もしかしたら
人口の流出を抑えることができるかもしれない…
というほどの…
学力の向上が続いて
県でも屈指の文教地区ともなれば
子育て世代の家族が横川に移り住んでくるかもしれない…
就職口の少ないこの町で
起業して多くの雇用を産み出す
実業家が誕生するかもしれない…
とても短絡的で
とても楽観的で
取るに足らないような夢かもしれない…
けれど、無限の可能性を秘めた子供たちの頑張りを思うと、
僕のロマンティシズムは止まらなくなってしまうのだ…
だって、
「未来を作るのは、教育だ」
そう信じているから…
18歳で散った少年の夢
横川小学校の校歌にこんな一節がある
「精一杯に学ぶのだ」
僕はこの一文が大好きだ。
先日の運動会の閉会式で校歌を聴いたとき
不覚にも涙を流しそうになった。
それは、最近出会ったある言葉が思い出されたから…
70年前、18歳の少年が遺した言葉だ。
「あとに続く日本の青年たちが平和で争いのない、
世界に誇れる文化国家を建設してくれることを信じて…(略)」
彼が夢見た文化国家がどういうものか
知る由はないけれど
横川の子どもたちが精いっぱいに学んでいることは
彼の夢に近づいているということだ…
僕は、そう信じている。
関連記事