【土地売買①】買った土地が他人のものに…
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行政書士のふくしまです!
僕の住む横川町には
不動産屋さんも司法書士の先生もいません
なので
土地の売買について相談を受けることが
度々あるのです
農地や山林などは
業者さんが仲介しないことが多いので
個人間で売買するケースがよくあります
そうしたケースで起こる問題は
名義変更がされていない…こと
つまり
代金は支払ったのに
土地は自分のモノになっていない
大問題ですね…
これは
名義変更の手続きを
売主(旧持主)に任せてしまったことが原因
不動産売買の名義変更の手続きは
売主が登記義務者
買主が登記権利者で
二人が共同で申請するのが原則となっています
通常は
売主の委任状をもらって
買主が登記を申請します
ところが
買主が売主を信用して
全てを任せてしまった…
売主は権利移転登記(=名義変更の登記)をせずに
あろうことか別の誰かに売ってしまう…
別の誰かが登記を済ませてしまえば
もう、どうすることもできません…
こんなケースに遭遇したことが2度ありました…
どちらのケースも
売主、買主ともになくなっていて
相続手続きの最中に判明しました
土地はすでに第三者の名義になっています
損害賠償をすることはできますが
当時の事情を知る人はもういない…
かかる手間を考えたら
何もできない…
土地を買う人は
必ず自分で名義変更の手続きをしましょう
もしくは
司法書士に依頼するべきです…
*名義変更の手続きは
権利移転登記といいます*